特徴紹介
臨床心理士による心理検査
当院では、患者さんから話をよく聞いて治療を進めていきますが、これだけでは十分わからないことも多々あります。無意識に行う事は自分では気づきにくいのです。ストレスに対してどのように反応するのか、能力のアンバランスはあるのか、などを心理検査で調べることで治療が進む場合もあり、必要に応じて行っています。
薬物療法
心の病に罹った時に、自分が今まで経験したことのない症状が現れることがよくあります。
例えば、疲れているのに目がさえて眠れないとか、食べられるはずなのに吐き気がして食事が取れないとか、自分でも何故かわからないが涙が出てくるとか。
その時にまず適切な薬を選んで早急に症状を緩和させることはとても重要です。
何がストレスであったかを色々考えることも大事ですが、それが辛くて出来ない時もあるでしょう。そう考えて、当院では薬物療法を行っています。
ずっと薬を飲まないといけないのかと不安に思う方も大勢いますが、心の病が治癒して治療が終結することも多くあります。認知行動療法
心の病の治療の中で大きく2つに分けて、薬物療法と心理療法(いわゆるカウンセリング)があります。心理療法は様々な方法があり、精神分析的治療、行動療法、認知療法、対人関係療法、森田療法、EMDR、PEなどなどあり、精神分析はその中でもフロイト派、ユング派、クライン派などの流派があります。
当院では、これらの治療の中でもこの治療は効果があると権威ある医療機関のデータにより裏付けのある治療を行っています。その一つが認知行動療法です。
認知行動療法は自分の認知の癖(自動思考と言います)を自分で気づき、少しこれを修正する治療です。当院では認知行動療法を専門のセラピストが1セションにつき50分で行います。 予約料金は1回につき3570円(税込)です。
認知症の診断と治療
物忘れがひどくなる、つじつまの合わない事をいうなどは認知症を発症し徐々に進行している可能性があります。
妄想的な言動が見れれたり、怒りっぽく暴力をふるうなどの行為も時々認められます。
頭部画像検査と認知症のスクリーニングである長谷川式検査などを行い認知症の鑑別診断を行い早期に進行防止をすることが重要です。
当クリニックは松下記念病院と連携して検査を行い、治療を進めて行きます。
発達障害の診断と治療
発達障害は自閉スペクトラム障害、注意欠陥/多動障害、学習障害の3つに大きく分けられます。単独で現れることもあれば、そのうちの複数が併存して現れることもあります。
発達障害があると、何故か何となく生きづらいと感じている人は少なくありません。
自閉スペクトラム障害は、対人関係がうまく築けない、こだわりが非常に強いなどの特性があり、集団での生活に慣れてゆけないなどの問題を生じる時があります。
注意欠陥/多動障害は、不注意、多動、衝動性が通常よりも強く現れるという特性があり、試験や仕事で不注意ミスをしてしまう、現状も顧みず何でも即答で引き受けてしまうなどの問題を抱えており、2次的に不安障害や気分障害を生じていることも多くあります。
学習障害は、知的能力には問題はないのですが、読み書きだけが出来ない、読めてもかなり遅い読みになる、漢字が書けない、書けても妙な字になる、算数で桁上がりの計算が出来ないなどの障害です。
当院ではこれらの発達障害の診断と治療を行っています。発達障害の3つのどの特性があるかの診断を行っています。発達の心理検査を受けてもらい診断を行っています。
治療は薬物療法やカウンセリングなどがあります。注意欠陥/多動障害の方には管理が厳重なコンサータという薬物を処方することもあります。学習障害は専門の施設との連携を行いサポートしています。